Rodrigo y Gabriela (ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ)
ちょっと前にタワレコに行ったときに「 激情ギターラ!」ていうPOPの見出しが気になって視聴してみた。
何コレ!?めちゃめちゃいいやん〜!!!!!
しばらく、ショックを受ける音楽に出会ってなかったんですが、1曲目からソッコー引き込まれました。
とにかく、アツイんです。まさに、激情て言葉がピッタリ。
疾走感溢れる演奏の中に独特グルーヴ感があって、めちゃめちゃカッコイイ。
ジャンルとしては、スパニッシュギターになるんでしょうか?
そのメロディーとリズムはすごく激しい一面、スパニッシュギター特有の切なさや哀愁、異国情緒みたいなものも持ち合わせていて、まさに美メロです。
私はギターのことはよくわかりませんが、どうやらギターテクもすごいみたいです。
メキシコ出身でタブリンを拠点に活動している男女のギターデュオなんですが、どうやら当初はスラッシュメタルのバンドをやっていたそうで、そこらへんからテクニックの高さは来ているのかと。
演奏の中で、ギターのボディをたたくパーカッション奏法も使うのですが、それもまたカッコイイ!
ロゴリーゴとガブリエーラっていう名前も、メキシコっぽくて気に入っています。
私、巻き舌が苦手ですが、ロドルィィィィ〜ゴとかガブリエ〜ルァァァァァ〜とか発音したい感じですね!
この二人、何でメキシコ出身なのにダブリンを拠点にしてるのか、意味わかんないですね。
ヨーロッパで活動しようとした時に「一番未知の場所だったから」選んだそうです。
その意味のわからなさ具合もホント、良い感じです。
その意味のわからなさには多少ププッと思いますが、そんな「一番未知の場所」で成功できるっていう実力とか執念とでも呼ぶべき努力は素晴らしいなぁ。と感じます。そんな思いつきが、実は何か運命めいたものだったのかも知れない・・・なんて気さえしてきます。
久々に衝撃を受けました。万人にオススメしたいCDです。
STARWAY TO HEAVEN 天国への階段(レッド・ツェッペリンのカバー)やORION オライオン (メタリカのカバー)も収録されているので、かなり楽しめると思います。
このロドリーゴ・イ・ガブリエーラは今年のフジロックに出演が決まっているらしいです。
これは見にいく価値十分にありそうです。
休みがとれれば・・・・・・行きたいなぁ。